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2007年04月22日
2007 Damon Forum in Japan(1)
葉桜からひらひらと花弁の舞う紀尾井町の朝、19日木曜日、Dr.デーモンの講演を聴きにホテルニューオータニに向った。巨大なホテルの中、タワーから入ったので一駅分は歩いて鶴の間に着いた。聴衆があまりに多いので、ビックリ。全国から集まっている。9時から17時まで、昼食と2回の休憩を挟むが、ひさしぶりに長時間の講演を聴いた。Dr.デーモンは、セルフライゲーションブラケットとその治療システムの開発の第一人者と言って良いだろう。初期の装置をサンフランシスコで見た時は、とても歯に装着できる代物ではないとの印象であった。しかし、根気良く改良を重ねたようで、現在ではバージョン4まで改良されている。私も2003年からデーモン2ブラケットを実際に使用し始めたが、ワイヤー装着の利便性のよさよりも、歯の移動反応が非常によかったので優れたシステムであると思った。現在私が主に使用しているのはデーモン3、メタルとプラスチックで構成されたハイブリッドタイプである。このハイブリッドは米国では一部に不評らしく、4番目のデーモン3MX(メタル)が登場した。いずれにしても、Dr.デーモンの発表は素晴らしかった。白人と日本人では、骨格も歯も筋肉も異なるし、その成長パターンも異なる点があるのだが、それにしても良い治療結果を供覧してくれた。やはり優れた治療結果を見ると知的刺激を感じる、「明日の診療に反映させたい」という気持ちに火をつけられた気がする。
木曜日のデーモン講演の後、18時からの東京矯正歯科学会のセミナーに参加するために千駄ヶ谷の津田ホールまで行った。興味のある「咬合」の話なので、頭は飽和状態だが、三人の歯科医(補綴)の話を拝聴した。いずれの講演も経験豊かな歯科医師らしい優れたものであったが、このセミナーは、主に若手矯正医を育成する目的があるのだろう、その教訓とする内容でもあった。(20時までのセミナー。正直いうと少し居眠りを、、、ゴメンナサイ)
例えば仮に入院でもすると病気毎に専門医が診てくれます。歯科でも、口腔内の病気毎に別の歯科医が診るような時代になってきました。特に矯正専門医は、口腔外科、補綴、歯周病の専門医と連携することが多い、いわゆるチーム医療ですね。患者さんは、一つの病院で済ませたいと考えるかもしれませんが、餅は餅屋にというでしょう。美味しいものを食べるには、良い専門医にかかっているほうがいいですよね。
セミナーで印象に残ったのは、この連携が大変重要であるとのお話でした。研究が優れている、治療がうまい、などといったことだけじゃなく、臨床は常に謙虚な態度でチームの目標を確認しながら同じ方向を向いていることが大切!なのです。
あれっ、「いつも謙虚な気持ちで診療しています」、これはDr.デーモンも強調していたよおー。
おやすみなさい。
投稿者 wakimoto : 2007年04月22日 23:30